秘密の小部屋2006年05月09日

誰もいない部屋にカラーの印刷機がおいてあって、
出力指示をかけたあと、自分でそこに行って印刷をする。
自分だけしかいない時が多いけど
同時に印刷指示を出して、順番待ちしてる人と一緒になることもある。

それで、ここに来ると内緒話をしたくなるらしい。

お久美と二人きりになって、間を持たせようと思うのか、
この機会に聞きたかったことがあるのか、
なぜか会話の内容は内緒話が多い。

たとえば、お久美の年齢や職歴や現在の時給を聞いてきたり、
自分の身の上話を始めたり。

最近のすごい告白……

結婚式がらみの印刷物を制作中、
「実は、結婚式前に、破談になったことがあって」
と、ものすごい告白。

式場の手配だけでなく、
新居の準備も家具などの家財道具も
すべて滞りなく進んでいたので
それらの処理がものすごく大変だったんだって。

50万円の家具(未使用)が、売るときは3万円だった、とか
そういう金銭的な苦痛もさることながら…

(これは離婚した友人がみんな言うことだけど)
共通の友人が、「あちら側」「こちら側」に分かれてしまい、
結局ほとんどの「共通の友人」と気まずくなって、
友人が減ってしまった、という精神的な苦痛。

招待状も出してしまった後だったので
「結婚しないことになりました」
という通知を出しなおさなければならず、
それもけっこうキツイ!
「なんで?どうして?」と色々詮索されるだろうしね。
彼の場合は「向こうから断られた」らしいから、余計にキツイ。

会社ではつい最近結婚した人がいて、「めでたいムード」でいっぱい。
…辛いだろうなあ(涙)