下町情緒2006年04月15日

洋傘店
子供の傘で、金属の骨の先端がむき出しなのはかなり危ない。目の高さだしね。だからプラスチックの先端カバーが付いているもんなんだけど、糸が切れてそのカバーがどっかいっちゃった。パーツがないから自分じゃ直せない。

で、駅付近、数カ所のめぼしい場所に行くも、「合鍵」「靴修理」ばかりで「傘修理」をやってないの。ふと思い立って、商店街から少し奥まったところにある「洋傘店」なる所に入ってみました。「こんにちわー」「…………はーいー」奥から聞こえるおばあちゃんの声。

じゃらじゃらと一袋分のプラスチック・パーツの中から似たオレンジ色を探し出し、「これでもいーい?」と修理してくれました。ははぁ、ああやるのか。いつもお久美は先にパーツをはめてから布をひっぱって縫い付けていたけど、先にパーツに縫い付けてから引っ張って先端にはめ、カナヅチで奥まではめ込む。ほう。

骨が曲がってる部分もあったんだけど、それは一晩お預かり、というので今回は見送り。おいくら?と聞いたら「いいわよ、それ位はウチはお金もらわないでやってるの」「次にそれ(曲がってる骨)直す時にいただくわ」

ええええ!!

忘れないうちに曲がった骨も直してもらいに行かなければっ!