古米と戦う日々(敗戦記録)2005年10月06日

夏前にダンナの実家の実家からお米をもらった。ダンナの両親の実家はどちらもお米を作っていて、新米の時期にもくれるけど、新米の前に処分しきれなかった去年のお米を大量にくれる事がある。我が家の米びつは10キロ用だけど、それをもって行くと「なんだそれっぽっち!もっと大きい米びつないのか?」と義母に言われる。ないっつーの。一般家庭(食べ盛りの男の子もいないし)ではこんなもんでしょう〜?というわけで、よくお米屋さんの倉庫に積まれてるみたいな、茶色い紙の袋にどっさりいただいてきた。いったい何キロあったんだろう?

実は去年も同じようにもらったとき、コクゾウ君(コクゾウムシ)が潜んでいて、あたくしとコッティーが2週間の欧州旅行から帰ると、米袋の中だけでなく、台所中がコクゾウ君だらけのおぞましい状態になっていた。さては自炊しなかったな?>ダンナ …なので、今年は紙袋の方のお米をせっせと食べて、ようやく数日前に食べ終わり、米びつの方に入っていた方のお米を食べ始め……げっ!!こっちにいた!!なんと!口が開きっぱなしの紙袋ではついに1匹も発見されなかったのに、米びつ(密封)の方に潜んでいたとは!(しかもかなり増えてる)コクゾウ君は早く対処しないと、パスタ等の他の穀類にも被害が及ぶよ!!

コクゾウ君退治方法(お久美流):
1.まず地道に探して、食器用洗剤を少したらしたお水の中にぽいぽい捨てていく(お水だけでは死なない)。
2.白いお米(虫歯になりかけみたいな白いお米。普通のお米は少し透明感がある。)には幼虫がいるので、お米を指先でつぶして(中が空洞なので簡単に粉になる)中身の幼虫も洗剤水に。
3.けっこうやってもまだ卵や幼虫がいるにちがいないので、後は冷凍庫で保存。冷蔵庫だと、お米を研いでるときにあっさり復活してしまう。ただし冷蔵庫でも活動は停止するので数が増えるのを防ぐ事はできる。

と、コクゾウ君については対処したものの、実はこのお米、さらにカビ臭くなっていた。なんで?先に食べた紙袋の方のお米と同じお米なんだけどなあ?口が開きっぱなし(折っただけなので密封されていなかった)の方が風通しが良くて虫もカビも防げたようで、密封した方は蒸れて黴びるし、虫はわくし。

ここ数日、そのカビたお米を色々工夫したけど、どんなに研いでも、炊けたご飯がカビ臭い。餅米とまぜてもおいしくない。カビはだめだな、カビは。ものすごく身体に悪そう。まだあと10キロ近く残ってるんだけど〜農家の実家様、ごめんなさい。明日、お米買ってきます…。

(注)一般に出回ってる市販のお米は、精米行程を衛生的に保ってるので、カビもコクゾウ君も大丈夫だと思われます。農家が自分の家で精米すると、先祖代々受け継がれて来た(爆)コクゾウ君が、納屋や精米機で「お待ちしてましたぁ」とばかりに紛れ込みますんです。

コメント

_ maki ― 2005年10月07日 22:31

我が家も以前旦那の親戚からコクゾウくん付きの古米を頂いたことがあり、ひじょーに苦労しました。
戦い抜いたあげく、やはりさよならしてしまったよ。

それにしても、ほんとにあのムシ、象みたいでキモイ!!

_ pinky ― 2005年10月08日 23:44

私も実家からお米をもらうのですが、実家では農家から買ってくるのでコクゾウくん被害はしょっちゅうです。
トウガラシを入れ冷蔵庫に保管してますが、油断するとすぐ生まれてきます。そんな時は私もさようならします。

_ 蒼牡丹のお久美 ― 2005年10月09日 09:47

コクゾウ君被害拡大!?

_ あっきぃ ― 2005年10月10日 01:01

あの茶色の袋は半俵=30kgです!

_ 蒼牡丹のお久美 ― 2005年10月10日 21:27

おお、じゃぁ推定10キロくらいだ、もらったのは。(1/3位あった様な気がする)米びつと合わせて20キロくらいあったわけか。

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