ミッシェル・サプライズ2006年07月02日

朝から「ららぽ」マイスターへ。私は、私は楽器修理に来たんですーっ!決して昨日から始まったバーゲンに来たんじゃなかったんですーっ!

と、357の渋滞の中心で叫ぶ。

なんとか10時半(30分くらい渋滞にハマっていた)には店頭へ。気になるところは3ヶ所あるけれど、緊急に直して午後の練習に間に合いたいので、1ヶ所だけとりあえず。1時間後に一度来てください(運が良ければ終わってる、ダメならお預かり)、と言われ、「バーゲンで大混雑の大ショッピングセンター」で1時間の自由時間。

どこなんだ、ここは。

方向は「旧そごう」とか「旧ダイエー」とか書いていただきたい。まさに
(@o@)
こんな顔になりながら、でも歩き回るうちにだんだん全体がつかめてきたところで時間終了。

ららぽのバーゲン情報なんてどーでもいい。問題はミッシェルだ!!

結果、キーは直ったのですが、その際、「率直にお聞きしますが、この楽器は

ちゃちなんですか?」

と、ミッシェルをこの店でも売っているのに、失礼な質問をぶちかますお久美。

「う〜〜む、…中国製なんですよねぇ〜。ヤマハとかセルマーとかでは上手く調整してある部分が、ちょっと作りが弱かったりはしますね〜。どっかぶつけても、他社メーカーならびくともしないところが、これだと今回みたいに曲がっちゃったり。」
「あ〜

雑なんですか?」

「ん〜〜、でも楽器としての質は悪くないんですよ、音も鳴りますしね、鳴るでしょ?」
「ええ、おかげさまで、ばりばりと(=繊細な音は勘弁してください)。ああ、そういえば、これ(キーの貝かざりボタン)、お気づきと思いますけど、今一個取れてますけど、今までもぼろぼろ取れてるんです〜これも中国製ゆえですか?」 「あ、接着剤の質はね〜良くないですね〜」

以下、ミッシェル談義が続きましたが

「僕ね、今心配なのはね、コンクールなんですよ。君津でしょ。高速道路移動中にね、他の楽器と一緒にがたがた運搬しない方がいいと思いますよ、この楽器だけは毛布にくるんだりして、振動に気をつけないと

なにか起こります。」

失礼ながら、店頭で爆笑してしまいましたよ、あたしゃ。
欠けていたプラスチックのスライド?ロール?部分も、パーツの在庫は店内にないそうで、「他に2、3ヶ所具合悪くなった時に、(修理を)考えた方がいいですよ。」

「まだ今から2、3ヶ所サプライズが起こるわけですかっ!」
「ええ、まだこれからサプライズは

あると思いますよ。」

ミッシェル・サプライズ。これからもご注目。